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障がい者施設で起きた事件 
障がい者施設で信じられないような事件が起きました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに
ご家族の皆さまには、心からお悔やみ申し上げます。
けがをされた方々が一日も早く回復されることを願っています。

全国手をつなぐ育成会連合会 会長 久保 厚子さんのメッセージを
子どもの通所施設から、お手紙として受け取りました。
一部、載せます。

容疑者は「障害者はいなくなればいい」と話していたそうです。
みなさんの中には、そのことで 不安に感じる人も たくさんいると思います。
そんなときは、身近な人に 不安な気持ちを 話しましょう。

みなさんの家族や友達、仕事の仲間、支援者は、きっと 話を聞いてくれます。
そして、いつもと同じように 毎日を過ごしましょう。

不安だからといって、生活のしかたを 変える必要は ありません。

障害のある人もない人も、私たちは 一人ひとりが 大切な存在です。
障害があるからといって 誰かに傷つけられたりすることは、あってはなりません。

もし誰かが「障害者はいなくなればいい」なんて言っても、
私たち家族は 全力でみなさんのことを 守ります。

ですから、安心して、堂々と 生きてください。 

以上が、久保さんからのメッセージです。


障がい者だけでなく高齢者
要介護や要支援を必要とする家族を持つと
「この子(親)は、生きてる価値はあるのだろうか?」という気持ちを抱え
日々悩み、家族だからこそ苦しいと思います。

この事件は、特異な容疑者だったり、偏った思想でなく
障害者や高齢者に対し、世間の目はどこかで
「税金の無駄遣い」と思っているのだろうか?と。
(以前 特別支援学校の今でも書きましたが)
そういうショックを受けました。

ですが、私にとっては、
「子どもが一生懸命生きている姿が、私の励み」です。
苦しい幼児期、大変な思春期を超えて
成人式を過ぎた子どもとのやりとりが、日々のできごとであり
一日の終わりにほっとする。そんな時がようやく・・・です。


障がい者福祉施設や入所施設、重複障害という言葉を
今度の事件で知った方も多いと思います。

重い障害ゆえの苦しみ。
親子、兄弟ともに、やっと訪れた穏やかな日々
支えてくれる職員さんとともに過ごす安心感
会いに行く、会えるときを楽しみにしていた家族
それは、きっと高齢者でも同じだと思います。

やっと折り合いをがついてきた感情が
私も一緒に折れたような、不安で複雑な思いです。

二度とこのようなことが起こらないようにと祈ります。

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by Rhythm_studio | 2016-07-30 17:25 | ♪障害児母のつぶやき


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