人気ブログランキング | 話題のタグを見る
映画「ぼくと魔法の言葉たち」
久しぶりに~映画へきました。
4月2日の世界自閉症啓発デーのイベントやNHKあさいち特選エンタで紹介されて
すごく気になっていた映画を観てきました。

「ぼくと魔法の言葉たち」 

自閉症の少年オーウェンが、大好きなディズニーのアニメーションを通じて
徐々に言葉を取り戻し、自立していく姿を描くドキュメンタリーです。

言葉を取り戻し~というのは、自閉症がよくなったように誤解されそうだけれど
言葉をコミニケーションとして使えるようになったと解釈すると良いかも。

オーウェンは、ディズニー映画をすべて丸暗記していて
その場にあった言葉をアニメのセリフを使うことで
家族の深い愛情もあり、上手にコミュニケーションをとっていくようになる。
自閉症のコミニケーションとしてのツールがディズニー映画で
気持ちが通じ合う、理解しあえた!という幼少期からはじまります。

オーウェンは、アメリカ・ワシントン・都会に住む親の家から
特別支援学校を卒業して自立するためにグループホームへ引越していく。
字幕で「支援付き住宅 親の家から120キロ」と表示されたホームは
静かな環境の素敵な白亜の豪邸!4人で1棟のグループホーム。
一人ずつ豪華なキッチンと自分の部屋をそのまま引っ越したようなベットルーム。
金銭管理、料理など家事へのアドバイス、就労支援
それぞれ支援員さんがついている。

アメリカだから、こんなグループホームに住むことができる~とか
軽度の発達障害だから、うちの子とは違う~という意見もあるようですが・・・

大人になったオーウェンは、失恋を経験する。
ディズニー・アニメはいつもハッピーエンド!
そんなこと、マニュアルには書いていない!というのは
障がい者だけでなく皆同じ。
子どもの成長に喜び、子の挫折に傷つく親の気持ちも一緒。
老いていく親、将来の不安を抱える兄弟の姿。


自閉症から、世界はどのようにみえるのか。
自閉症は、確かに普通ではないし明らかに違う世界を持っているが
でも、普通の人なんて存在しないし
違いであって、障がいというバリアではない。
そんなことに気づいていったり
自閉とは、地域で暮らすとは、
啓発活動にもなっているドキュメンタリー映画です。

GWはじまりましたね。

第14回こどもの日チャリティイベントを5月3日~5日、梅田スカイビルにて開催です。
認定NPO法人トゥギャザーも参加いたします。
ぜひ、遊びに来てくださいね♪

認定NPO法人トゥギャザーでは
知的障害や精神障害のある人を入居者とする
グループホームづくりをサポートしています。

認定NPO法人トゥギャザーの公式HPはこちらです→  

新たにグループホームのお問い合わせページを作成しました。→  

by Rhythm_studio | 2017-04-29 20:16 | ♪障害児母のつぶやき


<< トゥギャザーのショップ「パティ... トゥギャザーのショップ「パティ... >>